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UPDATE 1-アジア通貨動向(19日)=総じて小動き、ウォンは上昇
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アジア通貨市場では、韓国ウォンが上昇。韓国
政府が景気を押し上げる方針を示したほか、エレクトロニクス産業の見通しが改善してい
ることが好感されている。
他のアジア通貨は、年末休暇を控え、総じて小動き。
ウォンは0.4%上昇。アジア通貨で上昇率トップとなっている。
韓国企画財政省は19日、2020年の成長率見通しを下方修正したが、財政支出の
拡大や税制面の措置を通じて景気を支援する方針を示した。半導体メモリー価格が来年回
復するとの予測が複数の民間調査機関から出ているとも指摘した。
みずほ銀行のシニアエコノミスト、Vishnu Varathan氏は「半導体産業は今年下半期
に底入れが予想されていたが、ハイテク産業を巡る米中関係の緊張で打撃を受けた」と指
摘。「今後、需要の低迷が続くのではなく、緩やかかつ段階的に需要が回復する可能性も
ある」と述べた。
台湾ドルも0.2%上昇。エレクトロニクス製品の海外需要が改善すれば、
台湾経済も大きな恩恵を受けるとみられる。
ロイター調査によると、台湾中銀はこの日

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