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欧州市場サマリー(18日)
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<ロンドン株式市場> 6営業日続伸して取引を終えた
。6月以来の連騰記録。ジョンソン英首相が欧州連合(EU)離脱後の移行期間を202
0年12月以降に持ち越さない構えを示していることから合意なきEU離脱の懸念が再燃
している。
総選挙でジョンソン氏率いる与党保守党が過半数の議席を獲得したことは当初、英国
のEU離脱を巡る先行き不透明感が消えると捉えられたが、ジョンソン氏はEUとの新自
由貿易協定(FTA)の成立の有無に関わらず移行期間が20年末で終了すると表明して
おり、離脱のあり方が再び不安視されている。
国内経済に左右されやすいFTSE350種住宅建設株指数が0.93
%下落したものの、ポンド安に伴い輸出銘柄が相場を下支えした。
前日に大幅安となった医療サービスのNMCヘルスはこの日も1.1%下落
した。前日は空売り専門の投資会社、米マディ・ウォーターズ・キャピタルがNMCヘル
ス株を空売りすると発言したことが嫌気され時価総額の3分の1近くが吹き飛んだ。NM
Cは19年と20年の業績目標を維持したが、この日も値を下げた。

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