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欧州市場サマリー(9日)
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<ロンドン株式市場> 小幅反落して取引を終えた。ポン
ド高に伴い輸出銘柄が売られたほか、中国の成長懸念からアジアへのエクスポージャーが
高い銘柄が値を下げた。
英総選挙を12日に控えポンドが上昇し、酒造大手のディアジオや製薬のア
ストラゼネカなどの輸出銘柄が売られた。
中国の11月の輸出が4カ月連続で縮小したことから米中貿易摩擦の中国経済への影響が
懸念された。
こうした中、小売り大手テスコは4.6%上昇した。タイとマレーシアの事
業見直しに着手したことが好感された。
そのほか、英銀大手のロイズやのバークレイズなど国内経済に左右
されやすい銘柄も値を上げた。今週の総選挙でジョンソン首相率いる与党保守党が勝利し
、英国の欧州連合(EU)離脱を決行するとの見方が背景にある。
中型株では石油開発大手タロー・オイルが71.8%急落し、2004年4
月以来、約15年半ぶりの安値を付けた。約半分に相当する10億ポンド(12億800
0万ドル)の時価総額が吹き飛んだ。配当を停止し、最高経営責任者の辞任を発表したこ
とが売り材料だった

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