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〔金利マーケットアイ〕国債先物が続伸スタート、協調利下げの思惑で中短期債が堅調
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- 国債先物中心限月12月限は前日比31銭高の137円55銭と続伸して寄り付いた。その後137円73銭と3営業日ぶりの水準に上昇した。ECBのトリシェ総裁が記者会見で、政策金利据え置きを決めた理事会で利下げの選択肢を検討した事実を明らかにしたことを受け、国際協調利下げの思惑が浮上。日経平均が一時1万1000円を割り込んで下げ幅を拡大したことも買い圧力を強めた。現物市場では、金融政策の影響を受けやすい中短期ゾーンが堅調。5年利付国債利回りは同6.5bp低い0.980%、2年利付国債利回りは同5bp低い0.720%に低下した。10年最長期国債利回り(長期金利)は同3.5bp低い1.475%を付けた。

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