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欧州市場サマリー(26日)
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<ロンドン株式市場> 小幅に続伸して取引を終えた。
米中が通商合意に至るとの期待が相場を押し上げた。ポンド安も追い風となった。
米中の閣僚は第1段階の合意に向けて電話会談を実施。両国が合意に署名する可能性
が残っているとの期待が高まった。通商政策に左右されやすいFTSE350種鉱業株指
数と銀行株指数が上昇した。
12月の英総選挙を前に与党・保守党のリードが縮小したことでポンドが下落した。
個別銘柄では、ロンドン証券取引所(LSE)グループが2.2%上昇した
。LSEの株主の圧倒的多数が、金融情報サービス企業リフィニティブの270億ドル規
模の買収を支持したことが材料視された。
一方、世界最大のケータリングサービス会社コンパスは7.5%下落。景況
感と消費者信頼感の悪化が欧州市場の業績に響いたとしたことが嫌気された。
小型株では紙幣やパスポート製造のデラルーが23.5%急落した。先月は
軟調な利益見通しを示したことから20年超ぶりの安値に沈んだ。この日は経費削減に向
けて事業を見直すとしたほか、配当を停止する

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