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〔需給情報〕農林系・生損保が超長期債を大きく買い越し=10月国債売買高
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日本証券業協会が20日に発表した10月公社債店頭売買高(国債)
によると、農林系金融機関や生損保がが超長期債を大きく買い越した。外国人投資家は全体で1兆1726
億円と、引き続き最大の買い越し主体となったものの、前月(2兆0304億円)からは鈍化した。
超長期債の買い越し額は農林系金融機関が5213億円、生保・損保が5168億円、地方銀行が21
51億円と、遡及可能な2018年5月以降で最大の買い越し規模となった。信託銀行は3128億円で7
月以来の高水準となった。国債大量償還に伴う再投資や円金利が上昇したことが背景にある。
外国人投資家による超長期債の買い越し額は2032億円と、4月以来の低水準となった。野村証券の
シニア金利ストラテジスト、中島武信氏は「米金利の上昇や為替スワップによる上乗せ金利が縮小し、円債
投資への妙味が薄れたのだろう」とみている。長期国債は1865億円、中期債は7829億円と前月に引
き続き買い越しとなった。
都銀は超長期債が3121億円と前月に続き売り越し。一方で、

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