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〔マーケットアイ〕金利:前場の国債先物は続伸、香港問題による米中対立を懸念
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<11:07> 前場の国債先物は続伸、香港問題による米中対立を懸念
国債先物中心限月12月限は前営業日比9銭高の153円39銭と続伸して午前の取
引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低下のマイナス0.1
00%。香港情勢の緊迫で米中対立懸念が強まった。
米上院は19日、中国が香港に高度の自治を保障する「一国二制度」を守っているか
米政府に毎年検証を求める「香港人権・民主主義法案」を全会一致で可決した。
これに対し、中国外務省は20日、同案の可決を非難し、国家の主権と安全保障を守
るために必要な措置を取ると表明した。
市場では「香港を挟んだ米中の対立懸念が強まり、リスク回避モードとなっている。
20年債入札も無難に通過するのではないか」(岡三証券の債券シニア・ストラテジスト
、鈴木誠氏)との声が出ている。
現物市場で新発債利回りは総じて小幅低下。5年債は前日比0.5bp低下のマイナ
ス0.215%、20年債は同1.0bp低下の0

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