スポンサーリンク |
UPDATE 1-アジア通貨動向(15日)=総じて堅調、米中貿易交渉への期待で
- 記事詳細
-
アジア通貨は総じて堅調。米中貿易交渉に対する期待を背
景に投資家のリスク選好度が高まっている。
カドロー米国家経済会議委員長は14日、中国との通商協議について、両国が電話で
緊密に連絡を取り合っていると明らかにするとともに、協議は極めて建設的で合意は近い
、との認識を示した。
韓国ウォンが一時0.4%上昇し、アジア通貨の上昇を主導している。た
だ週間ベースでは0.8%安と、7週間ぶりに下落する見通し。韓国経済はハイテク輸出
への依存度が高く、貿易摩擦の影響を受けやすい。
中国人民元は一時0.3%上昇。ただ週間ベースでは6週間ぶりの下落と
なる見通し。
中国人民銀行(中央銀行)は15日、1年物中期貸出ファシリティー(MLF)を使
った予想外の公開市場操作(オペ)を実施し、金融機関に資金を供給した。金利は前回水
準で据え置いた。人民銀は前週にMLFを通じた資金供給を行ったばかりだったため、市
場にとっては予想外の動きだった。
前日発表の中国の10月の鉱工業生産は伸びが大幅に鈍化し、市場予想を下回った。
鉱工業以外の部

スポンサーリンク |