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未来のリーダーを新興国に派遣しよう(御立尚資の「経営レンズ箱」)
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- 日本企業のグローバル化には、4つのステップがあると言われる。 第1ステップは、海外「販売」の増加。輸出を通じて、売り上げに占める海外販売額が増えていく段階だ。 第2に、海外「生産」の増加。特定の地域での販売量が増え、現地生産に切り替えられる。自動車産業のように、貿易摩擦がこれを加速化させることもある。 第3のステップは、海外「株主」の増加。世界的なマネーの移動が、これを推し進める。日本の多くの産業の場合、第2ステップまで進んだ後に資本の自由化が始まったため、このステップが3番目になっている。 そして最後の第4ステップが、「経営チーム」の外国人比率増だ。ソニーや日産自動車、あるいは最近の日本板硝子のように、経営トップレベルに日本人以外が就く場合も出てきたが、多くの場合はトップ以下、日本人中心の経営チームに少しずつ外国人が入っていくということになる。
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