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NY市場サマリー(13日)
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<為替> ドルが安全資産である円やスイスフランに対して下落した。米中通商交渉
が農産物購入を巡り「暗礁に乗り上げた」という報道を受けた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、中国側は米国を一方的
に優先する合意は望んでいないとの立場を明示。中国高官は「状況が悪化すれば、中国は
いつでも(米農産品の)購入を停止できる」と述べた。
報道を受け、米株などリスク資産が回避され、日本円やスイスフランな
どの安全資産が上昇。円は対ドルで0.21%高の108.76円、スイスフランは0.
38%高の0.989フランとなり、ともに対ドルで約1週間ぶりの高値を付けた。
スイスフランは対ユーロでも上昇し1カ月ぶりの高値を付けた。リスク選
好度が低下したほか、ヘッジファンドがスイスフラン売りを一部解消した。
取引序盤はドルは対ユーロや対主要6通貨で安定的に推移した。10月
の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)
のパウエル議長が米経済に楽観的な見通しを示したことが支援

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