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欧州市場サマリー(11日)
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<ロンドン株式市場> 下落して取引を終えた。香港で
の抗議デモ激化が市場心理を圧迫し、銀行株や資源株に売りが出た。米中通商協議でトラ
ンプ米大統領が慎重な見方を示したことも相場の下押しにつながった。
香港では11日、警官がデモ隊に実弾を発砲し、1人が負傷した。病院関係者による
と負傷者は重体。香港で続く抗議デモは24週間目に突入したが、平日の勤務時間帯に暴
力行為が起きるのはまれという。
こうした中、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡っては、EU離脱を
訴える英ブレグジット党のファラージ党首が11日、来月12日投開票の総選挙(下院定
数650)で、ジョンソン首相率いる与党保守党が2年前の選挙で勝利した317の選挙
区に候補を擁立しないと表明した。ジョンソン首相や保守党には追い風とみられる。[nL4
N27R3F5]
ある市場関係者は「選挙で保守党が票を伸ばせば、ジョンソン首相の離脱協定案も議
会を通過しやすくなり、経済を巡る不透明感も払拭される」と述べた。
銀行株ではHSBCホールディングスが1.5%安。

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