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【ロンドン市場】ユーロ軟調、ユーロドル1年ぶり安値に
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2日のロンドン市場は、ユーロ売りが先行し、
ドル高および円高傾向が支配的だった。
ユーロドルは一時1.3850近辺と約1年ぶりの 安値水準へと下落した。
ユーロ円も146円近辺まで下落し、2年2ヵ月 ぶりの安値水準に達した。
一部に利下げ観測もあったECB政策金利は、 大方の事前予想通り4.25%に据え置かれた。
序盤、堅調だった独株価指数は、金利発表後 は反落し、前日比変わらずの水準に戻した。
ユーロ主導の相場展開だったが、全般的には 円高圧力が継続し、クロス円の軟化に伴って ドル円を除く主要通貨ではドル買いが優勢だった。
ドル円は105円台後半から105円台前半へじり安、 ポンドドルは1.76台での振幅相場だった。
◆ロンドン序盤、ドル買い・円買い強まる ロンドン市場はドル高および円高の動きが強まった。
ユーロドルは1.3920レベルを割り込むと一気に1.3850台 へと急落、ほぼ1年ぶりの安値水準をつけた。
ポンドドルも1.7610近辺へ軟化し本日の安値を更新した。
クロス円はユーロ円の売りが先行し、147円割れから 146円近辺へと下落し、2年2ヶ月ぶりの安値水準となった。
ポンド円もつれ安となり、186円を割り込んだ。
ドル円は当初、105.90近辺に上昇したが、クロス円の 売りに押されて105.20レベルへと下げた。
◆欧州株堅調に始まるも、ECB金利据え置きで反落 欧州株は寄り付きから堅調に推移し、英FT指数は ほぼ100ポイント高まで上昇、金融株が支えた。
独DAX指数も70ポイント程度の上昇となる場面が あった。
しかしECBが政策金利を据え置くと、期待はずれ として反落、英FT指数は上げ幅を半減、独DAX指数 は前日比マイナス圏になる場面もあった。
◆ECB政策金利据え置き、ユーロ反応薄 ECBは政策金利を4.25%に据え置きと発表、 事前のエコノミスト予想通りの結果となった。
ユーロ相場の反応は少なく、対ドル、対円ともに 安値水準での取引が続いた。
ユーロドルは発表前に軟調だったことから やや買い戻しもみられ、1.39近辺へと戻した。
一方、欧州株の上値が重くなったことで、 ユーロ円は146円台後半が重かった。

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