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〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続落で引け、長期金利-0.065% 弱い復元力
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<15:12> 国債先物は続落で引け、長期金利-0.065% 弱い復元力
国債先物中心限月12月限は前営業日比29銭安の152円91銭と続落して取引を
終えた。米中が追加関税の段階的撤廃で合意し、米金利が急上昇、円債にも波及した。米
債対比での割安感を指摘する声も挙がり、後場は下げ幅を縮小させたが、復元力は弱く、
中心限月として今年5月以来の安値水準で引けた。
10年最長期国債利回り(長期金利)は一時5月22日以来の高水準となるマイナス
0.045%を付けた後、上昇幅を縮小させたが、マイナス0.065%(前日比2.5
bp上昇)止まり。
東海東京証券のチーフ債券ストラテジスト、佐野一彦氏は、足元の円債金利の上昇は
行き過ぎと指摘。「米10年物金利が2%付近で推移していた今年7─8月当時、日本の
10年債はマイナス0.1%付近だった。足元のマイナス0.05%付近の水準は高すぎ
」との見方を示している。
ただ、海外勢はグローバルで債券ロングの解消過程にあるとみられて

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