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〔兜町ウオッチャー〕「ハロウィン効果」に不安、米中協議に揺れる地合い
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「ハロウィン効果」は今年も表れるのか──。株式市場関係者の間では
、今年も11月にアノマリー通り相場が上昇するか、疑問視する声が出始めている。10月の上昇相場のベ
ースとなった米中協議に対する見方が揺らぎ始めているほか、トレンドフォロー型の業者の買いもいったん
鈍るタイミングに差し掛かる。地合いが変わる可能性があるとの指摘もある。
<米中協議に不安>
日経平均は10月4日に直近安値2万1276円01銭を付けた後、10月29日まで押し目らしい押
し目もなく、約1カ月で約8.1%上昇した。29日には約1年ぶりとなる2万3000円台を回復したが
、その後は利益確定売りに押し戻され、同水準を回復できていない。
1日の日経平均も朝方から売りが先行。米国株市場で主要3指数が下落し、ドル/円も円高方向に振れ
て戻ってきたことが嫌気されたが、そもそもの発端は、中国がトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合
意を結べるか疑問視している、との米通信社報道がある。
みずほ証券の三浦豊

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