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UPDATE 1-アジア通貨動向(30日)=総じて軟調、米中合意巡る懸念で
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アジア新興国通貨は総じて軟調。米中通商協議を巡る「第
1段階」の合意文書署名が遅れる可能性に懸念が広がった。
米政府当局者は29日ロイターに、来月チリで開催されるアジア太平洋経済協力会議
(APEC)での署名が間に合わない可能性を指摘。これを受け市場では、部分合意を巡
る楽観的見方がやや後退した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利決定を控えていることも、様子見の材料と
なった。市場は25ベーシスポイント(bp)の米利下げを織り込んでいる。
このほか、FOMC前に発表される第3・四半期の米国内総生産(GDP)も注目さ
れている。
韓国ウォンは0.6%安で約3週間ぶりの大幅下落。前日までの2日間で
は合計で約1%ほど上昇していた。
前日堅調だったインドルピーは一時0.3%安。
インドネシアルピア、マレーシアリンギ、タイバーツは小
幅安。シンガポールドルとフィリピンペソはほぼ横ばい。
人民元は小幅上昇。FOMC待ちで様子見姿勢が強かった。
台湾ドルは0.13%高。

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