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欧州市場サマリー(29日)
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<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。英国で
12月に総選挙が行われる可能性から投資家は慎重な姿勢を示した。軟調な決算が嫌気さ
れた石油大手BPも相場を押し下げた。
また、米中通商協議を巡る「第1段階」の合意について、来月の署名が実現しないか
もしれないとするロイターの報道を受け売りが加速した。
BPは3.8%値を下げた。原油安と生産減少によって第3・四半期利益が大
幅に減ったことが嫌気された。
EUは28日、英国の離脱期日を最長3カ月間延期することで合意したが、議会は英
国がどのような条件で離脱するのか、いつ離脱するか、離脱するべきか否かで意見が分か
れており、離脱の大部分が依然として定かでない。さらに、ジョンソン英首相は総選挙を
再提案し、最大野党・労働党は今回、合意なき離脱の可能性が排除されたことから総選挙
に応じる方針を示した。
投資家は米連邦準備理事会(FRB)の今週の政策決定会合にも注目している。米中
貿易摩擦が続く中で減速する米経済を下支えするためにFRBは今年3度目となる利下げ
を決めるとみられ

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