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豪格付け「AAA」で据え置き、見通しは安定的=フィッチ
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格付け会社フィッチ・レーティングスは
、オーストラリアの格付けを「AAA」で据え置き、見通しは安定的と
した。
効果的かつ柔軟な政策の枠組みと力強い移民の純増に支えられて国
内総生産(GDP)が28年連続でプラス成長となっていることや、確
かな財政健全化の取り組みがAAA格付け維持につながったと説明した
。
連邦政府の財政状況については、主に鉄鉱石価格の上昇を受けた歳
入拡大や政府の支出抑制の取り組みによって過去1年間に一段と改善し
たと評価した。
2019年のGDP成長率は、住宅市場低迷に伴う国内要因で18
年の2.7%から1.7%に大きく低下すると予想。一方20年につい
ては、住宅市場の底入れに加え、最近の金融緩和や減税を受けた消費の
持ち直し、政府のインフラ支出などに支えられて2.3%に加速すると
予想した。
ただ、モノの輸出の約3割を中国向けが占める中、米中貿易摩擦や
中国の景気減速を踏まえるとリスクは下向きだと指摘した。
豪準備銀行(RBA、中央銀行)の金融政策に関しては、今年6月
以降の計75ベーシス

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