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東南アジア株式・引け=大半が上昇、インドネシアは6週間ぶり高値
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東南アジア株式市場の株価は、大半が上昇して引けた。インドネシアでは、同国中央銀行の予想通りの利下げを受けて10日続伸となる6週間ぶり高値に達した。シンガポールは景気回復の期待感から上昇した。
ジャカルタ市場の総合株価指数は1.31%高の6339.65で終了。終値で9月12日以来の高い水準となった。10月10日の終値からは300ポイント以上上昇した。
インドネシア中銀は4カ月連続の利下げを決定。域内最大経済の加速に向け、一層のてこ入れを図った。
ミラエ・アセット・セキュリティーズの調査部門責任者、タエ・シム氏は「中銀の利下げ決定は、ジョコ大統領と新政権が成長計画の手綱を全く緩めないという市場に向けた非常に強力なメッセージとなった」と指摘した。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.78%高の3168.87。金融と鉱業部門の上昇が押し上げた。
シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)のラビ・メノン長官は、ブルームバーグ通信とのインタビューで、今年の貿易や製造業の不振は他の業界には広がっておらず、数四半期で景気は回復するだろうとの見通しを示した。

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