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UPDATE 1-米国株式市場=下落、英EU離脱巡る先行き不透明感が圧迫
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米国株式市場は下落して
取引を終えた。一部企業の好決算を追い風に中盤にかけて上昇していた
が、英下院が欧州連合(EU)離脱協定関連法案を3日間で迅速審議す
るための議事進行動議を否決し、ジョンソン首相が目指す月末の離脱が
ほぼ不可能となったことを受け、下げに転じた。
ブルーダーマン・アセット・マネジメントの首席市場ストラテジス
ト、オリバー・プーシェ氏は「英EU離脱を巡る動向だけでは、株式投
資家への影響はさほど大きくない」としつつも、世界の金融・経済動向
の先行き不透明感増大につながったと指摘した。
S&P総合500はこの日節目となる3000ポイントを割
り込んだものの、7月に記録した終値での最高値を1%下回るレンジに
とどまった。
好決算を手掛かりにプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)<P
G.N>は2.6%高、ユナイテッド・テクノロジーズは2.2%
高。一方、四半期利益が2年ぶりに市場予想を下回ったマクドナルド<M
CD.N>は5%下落した。

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