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アジア通貨動向(22日)=ウォンや台湾ドル上昇、米中協議進展への期待で
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アジア新興国通貨市場では、米中通商協議の進展への期待
から、貿易動向の影響を受けやすい通貨が上昇している。ただ依然として慎重ムードが漂
っており、その他の通貨は上値が重い。
米中協議を巡っては、双方が進展しているとの見解を示している。カドロー米国家経
済会議(NEC)委員長は21日、米中通商交渉が順調に進めば12月に発動を予定する
対中関税を見送る可能性があると述べた。
韓国ウォンと台湾ドルはそれぞれ0.1%高。ウォンは一時、約
4カ月ぶりの高値に上昇していた。
米中協議はこれまでにも予想外の展開になったことがあり、市場では慎重ムードが残
っている。
みずほ銀行(シンガポール)のエコノミストは、リサーチノートで「以前にもこうい
う状況があった」と指摘。順調に進んでいるとみられていた協議が5月に突如、物別れに
終わったことに言及し、部分的な合意は世界的な景気減速の問題の解決につながらない可
能性があるとの見方を示した。
インドルピーは0.3%高の1ドル=70.955ルピーと、4営業日続伸
する勢い。堅調な株式市場な

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