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NY市場サマリー(21日)
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<為替> 英国の欧州連合(EU)離脱の先行きが再
び不透明になったことでドル相場は上向いた。
英国とEUは前週、新たな離脱協定案で合意したが、英議会下院のバーコウ議長はこ
の日、新たなEU離脱協定案の承認に向けた採決をこの日のうちに実施することを拒否し
た。
英国のEU離脱を巡り楽観的な見方が出ていたことを背景に英ポンドとユーロが上昇
し、ドルは下落していたが、バーコウ議長の発言で離脱協定案が期限の31日までに承認
されるか疑問が出てきたことから、ドル相場は上昇に転じた。
英ポンドは対ドルで一時5カ月半ぶりに1.30ドル台に乗せていたが、ニュ
ーヨーク取引終盤の取引では0.02%安の1.297ドル。BNPパリバ(ニューヨー
ク)の北米外為戦略部門責任者、ダニエル・カツジブ氏は「英国のEU離脱は為替相場の
変動に大きく作用している」と述べた。
主要6通貨に対するドル指数は0.05%高。ただ月初からは2.05%低い
水準にある。
ドルは対ユーロでは1.115ドル近辺で推移したが、対円では108.

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