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〔需給情報〕外国人・生保が超長期債を大幅買い越し=9月国債売買高
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日本証券業協会が21日に発表した9月公社債店頭売買高(国債)に
よると、外国人投資家・生保が超長期債を大幅に買い越した。外国人投資家は全体で2兆0304億円と引
き続き、最大の買い越し主体となった。生保は超長期債を中心に全体で5231億円の買い越し、都銀が中
期債を中心に全体で1兆2914億円の買い越しとなった。
外国人投資家による超長期債の買い越し額は4079億円と、生保・損保(4865億円)に次ぐ規模
となった。超長期債は5月以降、外国人投資家の買い越しが続いている。長期国債は4880億円の買い越
し。中期国債は1兆1345億円と、前月の売り越しから買い越しに転じた。
野村証券のシニア金利ストラテジスト、中島武信氏は「9月の米金利上昇に伴い、海外勢による円債買
いが減少している可能性が意識されていたが、実際は淡々と買われていた。為替スワップによる上乗せ金利
を使うことで、円債利回りが米国債対比で引き続き魅力的な水準となることが要因だろう」との見方を示し
た。
生保・損保による超長期国債の買い越し額は4865億円と前月(

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