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〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続落で引け、超長期ゾーンの売り圧力強まる
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<15:15> 国債先物は続落で引け、超長期ゾーンの売り圧力強まる
国債先物中心限月12月限は前営業日比7銭安の154円23銭と続落して取引を終
えた。全体的に方向感に乏しい動きとなった。一方、日銀の国債買い入れオペで一部対象
銘柄が外されたことや、夕方に開催される日銀の『市場調節に関する意見交換会』への警
戒感が強まり、超長期ゾーンは後場に入り金利上昇圧力が強まった。
10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.5bp上昇のマイナス0.155
%。
新発20年債は前日比1.0bp上昇の0.230%、新発30年債は同1.5bp
上昇の0.400%。新発40年債が前日比1.5bp上昇のマイナス0.445%。
きょうの超長期債対象の日銀オペの国債買い入れオファー額は据え置かれた。オペ結
果は、無難と受け止められた。ただ、「新発30年債(第64回債)の需給が引き締まっ
ているわけでもないのに、オペ対象から外された。30年債、40年債を中心に売りが出
ている」(外資系証券)との声が聞かれた。

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