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NY市場概況 ユーロ円 後半下落も強い動き、IKBの評価損計上の報には反応薄
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2008/04/08(火) 06:59
NY市場概況 ユーロ円 後半下落も強い動き、IKBの評価損計上の報には反応薄
後半伸び悩んでしまったが、ユーロ円は強い動をしている印象で、一時
161.40近辺まで上昇、1月11日の高値に顔合わせした。
信用不安が強 まっているドイツ産業銀行(IKB)が18億ユーロの追加評価損を計上する 可能性が伝わったが、ユーロの反応は限定的。
支援をしているドイツ復 興金融公庫(KfW)はその必要性を否定している。
米金融機関によるサブプライム絡みの評価損の計上も一段落するので はとの期待もあり、このところNY株式市場はリバウンドの動きも出てきて いる。
その様な中、投資家のリスク許容度も上昇してきたのか、円売りも 再開してきているようだ。
その対象として利下げ期待が高いポンドやカナダは勢いが今ひとつだが、 インフレ懸念から利下げ期待が少ないユーロや豪ドルといった通貨が堅 調なようだ。
ユーロ円は、きょう拒まれた161.40/50の水準を完全に突破できるようで あれば、次の目標は1月11日の高値162.30水準となりそう。

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