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〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続落で引け、リスクオン材料に重い展開
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<15:05> 国債先物は続落で引け、リスクオン材料に重い展開
国債先物中心限月12月限は前営業日比5銭安の154円30銭と続落して取引を終
えた。予想外の前月比マイナスとなった9月の米小売売上高で景気減速懸念が強まったも
のの、英国の欧州連合(EU)離脱に関する進展期待が債券には重しとなった。10年最
長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇のマイナス0.160%。
英離脱交渉の不透明感が払拭されたわけではないが、「リスクオン材料に反応しやす
い市場環境が続いている」(外資系証券)という。前日までの株高・円安は一服したもの
の、反動相場とはならず、株価は底堅く、債券は重い展開となった。
リスクオン相場が続く中で、日米の追加緩和期待は後退。本日の5年債入札も積極的
な需要はみられなかった。事前予想自体が低くなっていたため、無難との評価に落ち着き
そうだが、「日米緩和期待が後退するなかで、国内勢、海外勢ともに中期ゾーンには慎重
な姿勢が続いていることが明らかになった」と、野村証券の

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