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UPDATE 1-アジア通貨動向(15日)=大半が下落、米中通商協議巡る楽観ムード後退
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アジア通貨は、大半が下落した。米中通商協議の進展期待
から上昇していた前日から反落した。中国が米国との「第1段階」の通商合意に署名する
前に、合意を巡る詳細について一段の協議を持つことを望んでいるとブルームバーグが報
じたことから、通商協議を巡る楽観ムードが後退した。
トランプ米大統領は11日、米中が「第1段階」の通商合意に達したと発表。15日
に予定していた対中制裁関税引き上げを見送ると明らかにした。
フィリピンペソ、タイバーツ、インドルピーは約0.1%下
落。
9月の中国生産者物価指数(PPI)が前年比1.2%低下と、2016年7月以来
の大幅なマイナスとなったことも、センチメントを圧迫した。
マレーシアリンギも下落。同国パーム油の最大輸入国インドが、輸入抑制に向
けて関税引き上げなどの措置を講じるとの懸念が圧迫材料。
ブレグジット(英国の欧州連合離脱)を巡る先行き不透明感も投資家の警戒姿勢を強
めているという。英国と欧州連合(EU)首脳の会議は17─18日に予定されている。

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