スポンサーリンク |
米国株式市場=主要3指数1%超上昇、米中通商部分合意受け 終盤は伸び悩み
- 記事詳細
-
米国株式市場は、主要株価3指数が軒並み
1%を超えて上昇。ただ、米中が通商協議の部分合意を発表した後、合意が最終的にまと
まる前に摩擦が再燃する可能性があるとの懸念が台頭し、日中の高値からは大きく値を下
げて終了した。
トランプ米大統領は11日、米中が「第1段階」の通商合意に達したと発表し、前日
から2日間の日程で行われていた両国の閣僚級通商協議が部分合意に達したことを明らか
にした。トランプ大統領は中国の劉鶴副首相との会談後、両国が基本合意し、貿易戦争の
終結に近づいていると語った。
通商合意への期待から株価は序盤に大きく上昇。S&P総合500は約1.9
%上昇する場面もあった。
ジョーンズトレーディングの首席市場ストラテジスト、マイケル・オローク氏は、米
中が通商合意し近い将来に貿易戦争を終結するとの期待から株価はここ数日上昇していた
と指摘。しかし、この日の合意を受け「問題が今後も継続し、長引く可能性がある」との
見方が広がったと述べた。
ウェドブッシュ証券の株式トレーディング部マネジングディレクター

スポンサーリンク |