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欧州市場サマリー(10日)
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<ロンドン株式市場> 不安定な相場展開の末、続伸し
て取引を終えた。英国とアイルランドの首相が英国の欧州連合(EU)離脱案について、
EUとの合意は可能だと述べたことで市場心理が好転した。
英国のEU離脱が混乱した場合、打撃を受けると見なされる銘柄の値上がりが目立っ
た。英銀大手のロイズは3.9%、同ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
(RBS)は3.0%それぞれ上昇した。
米中通商協議への期待も相場を押し上げた。トランプ米大統領は11日に中国の劉鶴
副首相と会談すると表明した。世界最大の金属消費国である中国に業績が左右される鉱業
銘柄が買われた。FTSE350種鉱業株指数は2.46%上昇し、部門別
でFTSE100種の最大の押し上げ要因だった。
製紙・包装大手のモンディは序盤に低迷した後、プラス圏に転じ2.0%高
で取引を終えた。第3・四半期決算が材料視された。
一方、英国のEU離脱を巡る不安が後退するに伴いポンドが上昇し、ドルで収益を上
げる国際的な銘柄は値下がりした。酒造大手のディアジオや日用品のユニリーバ

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