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〔マーケットアイ〕金利:前場の国債先物は反発、長期金利は-0.215%に低下
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<11:10> 前場の国債先物は反発、長期金利は-0.215%に低下
国債先物中心限月12月限は前営業日比5銭高の155円00銭と反発して午前の取引を終えた。米
中通商協議への先行き不透明感や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念を背景にリスク回避姿勢が強まり
、朝方は買いが先行。その後は、翌10日の30年債入札への警戒感から、上げ幅を縮小した。10年最長
期国債利回り(長期金利)は前日比1.0bp低下のマイナス0.215%。
現物市場では、超長期ゾーンはこじっかり。新発30年債は前日比0.5bp低下の0.370%、
新発40年債は同0.5bp低下の0.425%。一方で、新発5年債は前日と横ばいのマイナス0.36
0%。
市場では「投資家の見方が完全にブルとベアの二つに割れている状態だ。日銀のスタンスを見極めた
いとの見方から買い進みにくい状況ではあるものの、長期的にみると海外要因が与える影響の方が大きい。
足元のファンダメンタルズも改善していないことから、当面金利は上昇しづらいだろう」(外資系証券)

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