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憲法改正「しっかり議論、国民への責任果たす」=安倍首相・所信表明演説
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第200回国会(臨時国会)が4日召集され、安倍晋三首相は同日午後衆院で所信表明演説を行った。憲法改正に関連し、憲法審査会で議論することで「しっかりと議論していく。国民への責任を果たそうではないか」と呼びかけ、改正への強い意志を示した。今月実施された消費増税に関して、必要なら経済対策を講じる姿勢を改めて示した一方、教育無償化など全世代型社会保障改革を進めること強調し、増税に対する理解を求めた。
首相は100年前のパリ講和会議で日本が掲げた「人種平等」が、いま国際社会の基本原則となっていると述べたうえで「今を生きる私たちもまた、令和の新しい時代、その先の未来を見据えながら、この国の目指す形、理想をしっかり掲げるべき時」と指摘。「その道しるべは憲法だ。令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会だ」と述べた。1月の施政方針演説では「国会の憲法審査会の場において、各党の議論が深められることを期待する」と述べていたのと比べ、踏み込んだ表現となっている。
演説の冒頭では、5月に即位された天皇陛下の即位礼正殿の儀など各式典がつつが

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