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欧州市場サマリー(2日)
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<ロンドン株式市場> 大幅続落して取引を終えた。前日
発表された軟調な米製造業指標によって世界経済懸念が再燃したほか、英国の欧州連合(
EU)離脱を巡る先行き不透明感が相場を押し下げた。
この日発表された9月の米民間雇用者数も振るわず、さらなる懸念材料となった。[n
L3N26N2KD]
CMCマーケッツのアナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「製造業指数の悪化がよ
り広範なサービス業に波及する懸念が高まる中で、株価の値下がりは加速しているようだ
」と指摘する。
ジョンソン英首相は欧州連合(EU)に離脱条件の「最終提案」を提示した。EUが
譲歩しなければ10月31日に合意なしに離脱すると主張した。
CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マデン氏は「合意なき離脱の可能性が
金融株の重しとなっている。合意なしに離脱した場合、イングランド銀行(英中銀)が利
下げする可能性が高いからだ」と述べる。中銀が利下げした場合、銀行の利幅が圧迫され
ると述べた。金融大手HSBCは2.7%安。HSBCは香港の抗議活動も響い
ている。

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