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欧州市場サマリー(30日)
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<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。米中貿
易摩擦が続く中、世界最大の原油輸入国である中国経済の見通しが軟調で原油が値下がり
し、石油株が売られた。
石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルとBPがFTSE100種の最
大の押し下げ要因だった。
FTSE350種鉱業株指数は0.98%低下した。
英国の欧州連合(EU)離脱もリスク志向を抑制している。離脱日まで1カ月となっ
たが、大きな動きは見られない。英国のEU離脱問題は既に混沌としており、市場関係者
は次の動きに注目している。マーケッツ・ドットコムのアナリスト、ニール・ウィルソン
氏は「投資家は今週、貿易摩擦うんぬんと、繰り返される英国のEU離脱沙汰という2つ
の材料を中心に動く」と述べた。
こうした中、製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は1.1%上昇
。臨床試験で卵巣がんの治療に良好な結果が出た。抗がん剤におけるアストラゼネカ<AZN
.L>との競争で優勢に立つ可能性がある。アストラゼネカは1.7%下落し、10営業日
ぶりに反落した。

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