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NY市場サマリー(13日)
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<為替> ユーロが対ドルで上昇。欧州中央銀行(ECB)が決定した利下げや金利
階層化が為替にまちまちの影響を及ぼすという見方が広がった。
ECBは前日、市中銀行が余剰資金を預け入れる際の適用金利である預金金利を現行
のマイナス0.4%からマイナス0.5%に引き下げるとともに、利下げに伴う金利負担
を軽減するため金利階層化を導入。さらに11月から月額200億ユーロの債券買い入れ
を行うと表明した。
BMOキャピタルマーケッツは調査リポートの中で「ECBがマイナス金利の深掘り
と金利階層化をセットにしたことはユーロ/ドルにまちまちの影響を及ぼす」と指摘。ま
たモルガンスタンレーも調査リポートで「金利階層化は利下げによる為替への影響を減ら
すことにつながる」とした。
ユーロ/ドルは0.12%高の1.1074ドル。
トランプ米大統領は12日、中国との通商問題について、ホワイトハウスで記者団に
「包括的な合意のほうが良い」と述べる一方、多くのアナリストが暫定合意に言及してい
ることに触れ、その可能性を示唆した。

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