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欧州市場サマリー(11日)
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<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。米中貿
易摩擦が緩和した兆しや、主要中銀の利下げ期待が相場を押し上げた。
ロンドン証券取引所(LSE)グループは5.9%上昇した。香港取引所<03
88.HK>が予想外の買収を提案したことが買い材料だった。買収提示額は390億ドル。実
現すれば世界大手の取引所ができる。LSEは日中、過去最高値を付けたが、その後は上
昇幅を圧縮して取引を終えた。投資家は、規制上の課題があることや、LSEがリフィニ
ティブの270億ドルの買収を進めないことが今回の買収提案の条件であることに注目し
た。
中国が米中貿易摩擦の打撃を和らげる対策を取るとの報道を受け、アジアへのエクス
ポージャーが高い金融株のほか、鉱業株が買われた。
また、中国が追加関税をかける米国製品の対象から、16品目を除外すると発表した
ことも相場の押し上げ要因となった。
欧州中央銀行(ECB)は今週の理事会で利下げする見込みだ。軟調な経済指標が続
く中で景気後退懸念が浮上しており、米連邦準備理事会(FRB)も来週

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