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【ロンドン市場】米上院の法案採決待ちで神経質に
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ロンドン市場は、米上院での金融安定化法案採決を
NY時間夜に控えて、前日からのドル高水準での
神経質な揉み合いが続いた。
欧州株が堅調に始まったことからやや円売りの 動きもみられ、特にオセアニア通貨が堅調だった。
しかし、欧州各国の製造業PMIが予想を下回った ことや、ユーロ圏失業率が悪化したことなど、 欧州の景気減速感が強まったことが材料視され、 欧州株の上昇力が弱まったことで、円売りも 勢いを失った。
また、原油先物が100ドル台後半から103ドルでの 振幅をみせたことで、カナダドルが往って来いと なるなど、方向感に欠けた取引だった。
ユーロドルは1.41台半ばへじり高の展開だったが 突如、大口の売りが入り1.40近辺へと急落した。
ポンドやスイスフランも連動して売られたが、 その他の主要通貨は揉み合いを続けた。
NY時間夜に米上院の金融法案の採決が予定されて おり、ロンドン市場は、基本的に模様眺めだった。
◆ADP雇用者数8千人減、予想より強い結果 9月の米ADP雇用者数は8千人減と、 事前の市場予想5万人減から上振れる結果だった。
東京時間21時前後に突然ユーロ売りが強まり、 米ADP雇用統計の発表を挟んでユーロドルは 1.4150レベルから1.4000レベルへと急落した。
ADPの結果自体に対する反応は目立たなかった。
米株価指数先物はマイナス圏での揉み合いが続いた。

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