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UPDATE 1-アジア通貨動向(10日)=総じて小動き、フィリピペソは貿易赤字拡大で軟調
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アジア通貨は、フィリピンペソが貿易赤
字拡大を嫌気して下落したほかは、総じて小動きとなった。市場では1
2日の欧州中央銀行(ECB)理事会に注目が集まっている。
この日発表された中国の生産者物価指数(PPI)が大幅低下とな
ったことも投資家のリスク選好姿勢を弱めた。世界経済の減速懸念を背
景に神経質なムードが続いている。
ペソは0.3%安。7月の貿易統計によると、貿易赤字は3
3億9000万ドルと、前月の24億7000万ドルから拡大。
みずほ銀行のアナリストは調査ノートでペソについて「貿易赤字が
拡大しているため、リスク許容度が低下すれば、(財政赤字との)双子
の赤字を抱える現状が通貨に対するさらなる逆風になる」と分析した。
中国の8月のPPIは前年比0.8%低下で、2016年8月以来
の大幅なマイナスだった。
ECBは12日の理事会で追加緩和策を決定するのがほぼ確実とみ
られており、注目度が高い。米連邦準備理事会(FRB)も来週、追加
利下げを決めるとみられている。
休場明けの

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