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NY市場 次の展開を見極めたい雰囲気
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2008/04/07(月) 23:55
ユーロドルは1.57台前半での推移となっている。
ロンドン時間の朝方に 1.56台前半まで下落していたが、その後NY時間にかけて買い戻しが優勢 となり、1.57台に復活している。
下値では依然として中東勢などの買い意 欲が強いようだ。
先週末発表された米雇用統計が3ヵ月連続の減少となり、有識者の間で はリセッションに入っているとの見方が広まっている。
ただ、市場ではリ セッション入りに入っているとしても、それはある程度想定されていたこと でもあり、ドル売りムードは強いものの、極端な反応も見せていないようだ。
このリセッションが長引くのか、それとも、米金融当局が述べるように、下期 には回復の兆しが見えてくるのか、次の展開を見極めたいというムードが強 いものと思われる。
全米経済研究所のフェルドスタイン所長は「リセッションは長期化する可能 性があると指摘、直近2回の景気後退期は約8カ月間だったが、現在のリ セッションはその2倍程度に長引く可能性がある」と指摘している。
目先のユーロドルのレジスタンスは、先週末の米雇用統計発表後に上値を 抑えていた1.5730/40水準。
サポートは1.5660水準。
EURUSD 1.5706
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