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UPDATE 1-米国株式市場=大幅高、米中貿易摩擦を巡る懸念後退で
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米国株式市場は主要株価3指数がそろって1
%超上昇して取引を終えた。米中両国が来月、閣僚級の通商交渉を開催することで合意し
たことを受け、通商面での緊張が緩和するとの期待が高まった。堅調な経済
指標も国内経済の鈍化懸念の後退につながった。
インバーネス・カウンセルの首席投資ストラテジストのティム・グリスキー氏は「協
議が実際に行われるかどうかはまだ分からず、協議が生産的な結果に至るかどうかも疑わ
しい。しかし市場は好感している」と述べた。
情報技術株は2.1%高、金融株は1.9%高で、S&P総合50
0の上昇を主導。金利動向に敏感な銀行株も米債利回りの上昇に追随し、2.5
%高となった。
一方、公益株や不動産株などのディフェンシブ銘柄は軒並み下落
した。
朝方発表された8月の全米ADP雇用報告は、民間部門雇用者数が19万5000人
増と、エコノミスト予想の14万9000人増を上回った。8月のISM非製造業総合指
数(NMI)も56.4と、前月から上昇。通商面での懸念がくすぶっているも

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