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UPDATE 1-アジア通貨動向(5日)=大半が上昇、米中通商協議巡る期待で
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アジア新興国通貨は、韓国ウォン主導で大半が上昇。米中両
政府が10月初旬にワシントンで通商協議を開催することで合意したと中国政府が発表し
たことを受け、地合いが改善している。
輸出主導型経済のため貿易摩擦の影響を特に受けやすいウォンは0.8%
高。アジア通貨の中で最も上昇している。
台湾ドルは0.3%高。
香港と英国で政治的な行き詰まりに進展があったとみられることも、リスク資産市場
の地合い改善につながっている。
マレーシアリンギは0.3%高。前日は輸出の予想外の増加を受けて上昇して
いた。
インドルピーも上昇。3日は下落していたが、前日は反発した。
市場では安心感が広がったが、アナリストは慎重姿勢を続けるべきだと指摘。
FXTMの市場アナリスト、ハン・タン氏はレポートで「リスク資産は上昇している
ものの、世界の投資家はここ1年の間、米中貿易摩擦を巡って状況が激しく変化するのを
目にしており、今回の楽観的な見方の高まりに大きく左右されることはない」との見方を
示した。

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