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〔マーケットアイ〕金利:前場の国債先物は反落、海外の政治的緊張が緩和
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<11:05> 前場の国債先物は反落、海外の政治的緊張が緩和
国債先物中心限月9月限は前営業日比30銭安の154円98銭と反落して、午前の
取引を終えた。10年最長期債利回り(長期金利)は前営業日比2.5bp上昇のマイナ
ス0.265%。英国や香港でいったん政治的な緊張が緩和したほか、米中が通商協議開
催で合意し、売りが強まった。
新発30年債利回りは米中の通商協議開催合意が伝わり一段と上昇、同2.5bp上
昇の0.135%となった。当初は金利水準の低さに警戒感もあったが、市場では「事前
の調整が奏功し、無難な結果となりそうだ」(国内証券)との見方が出ている。
りそなホールディングスのチーフストラテジスト、梶田伸介氏は「米中が最終合意に
向かい金利上昇局面に入るとの予想が強まるなら別だが、これまでの経緯を考えても、そ
うした見方は強まりにくいだろう。入札前によい押し目を提供したということになりそう
だ」との見方を示している。
新発20年債利回りは一時、前営業日比3.0

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