スポンサーリンク |
UPDATE 1-米国株式市場=反落、低調な指標や貿易摩擦巡る懸念が圧迫
- 記事詳細
-
米国株式市場は下落して取引を終えた。米供
給管理協会(ISM)が公表した8月の製造業景気指数が2016年8月以来初めて景気
拡大・縮小の節目となる50を割り込んだほか、米中が週末に互いに追加関税を課したこ
とを受け、世界の経済成長見通しに対する懸念が高まった。
米製造業活動の縮小を示す指標に加え、新たな関税の発動、次回の米中通商協議の具
体的な日程が明らかになっていないことを背景にリスク資産を手放す動きが加速する展開
となった。
FTSEラッセルのグローバルマーケッツリサーチ・ディレクターのアレック・ヤン
グ氏は「製造業指標は新たな関税が最悪のタイミングで発動されたことを示唆した。悪い
ニュースに悪いニュースが重なった格好だ」とし、「米中通商合意への期待が後退してい
るのはもちろんのこと、両国は協議の日程でさえ合意できずにいる」と指摘した。
貿易関連銘柄の下げがきつく、工業株は1.4%安、情報技術株
は1.3%安。中国で売上高の大半を稼ぎ出す半導体銘柄が売られ、フィラデルフィア半
導体は1

スポンサーリンク |