スポンサーリンク |
欧州市場サマリー(3日)
- 記事詳細
-
<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。英国が合
意なしに欧州連合(EU)を離脱するか、前倒し総選挙を実施するとの不安が相場の重し
となった。世界経済への懸念も市場心理悪化の一因だった。
ポンド安に伴ってFTSE100種が下落することは比較的珍しい。銀行や住宅建設
株など、国内経済との連関が強い銘柄の値下がりが、国際的銘柄の値上がりを上回った。
英国の合意なきEU離脱による経済への打撃や総選挙の可能性が不安視され、ポンド
は序盤に約3年ぶりの安値を付けた。ジョンソン英首相率いる保守党から議員1人が離党
したことで、与党が下院で過半数割れし、ポンドはいくらか下落幅を圧縮した。総選挙に
よって3つのシナリオが想定できる。ジョンソン氏率いるEU離脱派政権の樹立か、労働
党のコービン党首率いる政権の樹立、もしくは議会が機能不全となり再び国民投票が行わ
れるかだ。
英国のEU離脱による打撃が特に影響し得る銀行大手のロイズとロイヤル・
バンク・オブ・スコットランド(RBS)はともに1%を超える値下がりだった
。労働党が政権を担う場合、

スポンサーリンク |