| スポンサーリンク |
金融不安の思わぬ余波
- 記事詳細
-
リーマンブラザーズ証券の破綻以降も米国金融史上、最大の規模となるワシントンミューチュアルの破綻、英国ではノーザンロック銀行に続き、B&B銀行の国有化される一方、米国議会では金融安定化法案が現地29日の採決ではまさかの否決になるなど、金融不安はより一層、混迷の色を濃くしています。
現在の金融市場では、金融不安と同時に米国政府による金融安定化政策の成立期待、そして世界的な金融危機封じ込めの動きといった強弱材料が交錯し、これに伴い安全な資産である金と需要量が景気に左右される原油などの商品との間では、まったく逆の動きが見られる状況が続いています。
このような環境は商品市場にとって大いに影響を与える要因です。
ただ、これらの要因だけでなく、原油や金をはじめ、多くの商品を史上最高値まで押し上げる役割を果たしたコモディティ・インデックス・ファンドに絡んだ取引においても、思わぬ影響が出てくる可能性が高まっています。
| スポンサーリンク |
