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UPDATE 1-アジア通貨動向(3日)=総じて下落、米中通商協議巡る不透明感を嫌気
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アジア新興国通貨は総じて下落。米中通商協議の開催が不透
明なことが嫌気されている。
2日遅く、ブルームバーグは9月に予定されている米中通商協議の日程調整が難航し
ていると報じた。
3日の上海外国為替市場で人民元は一時、対ドルで2008年2月以来の
元安水準となる1ドル=7.1825元をつけた。
休場明けのインドルピーとマレーシアリンギが下げを主導。
ルピーは1.2%下落。前週末発表された国内総生産(GDP)統計と前日発表の製
造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも弱い内容だったことが影響している。
4─6月期の国内総生産(GDP)は前年比5.0%増と、2013年1─3月期以
来、6年超ぶりの弱い伸び。8月の製造業PMIは2018年5月以来の低
水準となった。
エコノミストは、インド中銀の利下げの可能性が高まったと指摘。
DBSグループ・リサーチのエコノミストは、12月に15─25ベーシスポイント
(bp)の利下げを予想している。
0520GM

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