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【東京市場】仲値前後に値動き集中
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1日の東京市場は方向性に欠けた。
ドル円、クロス円は仲値公示にかけて買われたが、仲値公示後はクロス円主導で調整色が強まった。
29日の米下院で否決された金融安定化法案については、米上院で修正案が採決されるとの報道が伝わったが、マーケットの反応は限定的だった。
◆短観悪化も材料視されず 8時50分に発表された日銀短観は製造業、 非製造業とも景況感が予想を下回るなど弱めの内容だった。
ただ、景況感悪化を背景とした円売りは見られなかった。
発表直後のドル円、クロス円は値動きがこう着。
市場の関心は米国発の金融不安に注がれており、 日本の景気動向はテーマから外れているようだ。
◆仲値公示後、円高に振れる きょうは仲値公示前後に値動きが集中した。
公示前は仲値不足との思惑でドル円、クロス円が買われた。
ドル円は106円近辺から106円台半ば、ユーロ円は149円台 後半から150円台半ば、ポンド円は188円台半ばから189円台 後半へと上昇した。
ただ、仲値公示後はドル円、クロス円 が高値を離れ、調整傾向に転じた。
ドル円は105円台後半、 ユーロ円は149円割れ寸前、ポンド円は188円台前半へと 反落。
市場ではユーロ円で欧州系の売りが観測されていた。
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