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〔マーケットアイ〕金利:国債先物は反発で引け、マネーフロー主導の金利低下
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<15:05> 国債先物は反発で引け、マネーフロー主導の金利低下
国債先物中心限月9月限は前営業日比17銭高の154円91銭と反発し取引を終え
た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2.0bp低下のマイナス0.245%。
米国で2年債と10年債の利回りが約12年ぶりに逆転。逆イールドは景気後退の前兆と
の見方からリスクオフムードが広がった。
今回の逆イールドは必ずしも景気後退を意味しないとの見方もある。逆イールドが発
生するときは、通常、金融引き締めにより短期金利が上昇、それが景気を圧迫すると考え
られて長期金利の上昇が抑えられる。
しかし、今回は米国が利下げする中での逆イールドだ。逆イールドを嫌気した株安に
よる逆資産効果で自己実現的に景気後退が起きるリスクには警戒感が必要だが、利下げ自
体は景気や株価にプラスだ。
バンクオブアメリカ・メリルリンチのチーフ金利ストラテジスト、大崎秀一氏は、米
長短金利逆転の主要因は、景気後退懸念よりもマネーフローだと指摘。「長期金利

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