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NY市場サマリー(14日)
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<為替> 円とドル指数が上昇。米長短金利差が2007年以来初めて逆転したこと
を受け、世界の景気後退が差し迫っているという懸念が広がり、安全資産と見なされる通
貨への逃避買いが膨らんだ。
米2年債と10年債の利回りは07年以来初めて逆転。逆イールドはリセッション(
景気後退)の兆候と捉えられていることから、世界の市場には動揺が走った。中国やドイ
ツの経済指標が低調な結果に終わったことや、米中通商協議の進展を巡る楽観的な見方が
後退したことも市場心理を悪化させた。
円は対ドルで0.74%上昇し、105.93円。逆イールドを受けて円の上
昇に拍車が掛かった。
前日は、トランプ政権が来月発動を予定していた対中追加関税を一部延期すると発表
したことを受け、ドルは対円で上昇していたものの、米中通商交渉の進展を巡り懐疑的な
見方が台頭する中、オーバーナイト取引で上昇分をすべて失った。
主要6通貨に対するドル指数は0.17%高の97.978。逆イールドを受
けて米景気後退懸念が強まっても、他のG10諸国に比べ米国のファ

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