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ドイツ製造業PMI改定値、7月は7年ぶり低水準
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IHSマークイットが発表した7月のドイツ製造
業購買担当者景気指数(PMI)改定値は43.2で7年ぶりの低水準となった。速報値
(43.1)からわずかに上方修正されたものの、6月の45.0から低下した。
IHSマークイットの主席エコノミスト、フィル・スミス氏は、貿易摩擦、英国の欧
州連合(EU)離脱を巡る不透明感、自動車業界の問題、中国経済の減速が、世界の製造
業にとってマイナス材料となっているが、特にドイツ製造業への打撃が大きいと指摘。
「現在の苦境の終わりがみえず、ドイツ製造業は完全に緊縮モードに入っており、雇
用や調達を一段と絞っている。それとともに、需要を喚起するため価格を引き下げている
」と述べた。
調査では、従業員数が5カ月連続で減少。原材料の需要が減退した結果、投入価格が
下落し、生産価格は2016年8月以来、初めて下落した。
今週発表された7月の消費者物価上昇率は2016年11月以来の低水準[nL4N24V3S
K]で、GfKの消費者信頼感指数は3カ月連続の低下となった。

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