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UPDATE 1-アジア通貨動向(30日)=狭いレンジ取引、FOMCや米中通商協議の結果待ち
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アジア新興国通貨は総じて狭いレンジで推移した。利下げ
が予想される今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や進展の可能性もある米中通商協
議に関心が集まっている。
米中通商協議再開に関しては、合意への期待は低いが、双方が「善意」を示す可能性
について期待感がある。
米連邦準備理事会(FRB)は30─31日のFOMCで25ベーシスポイント(b
p)の利下げを決めると見込まれており、市場はFRBが年内の追加利下げに含みを持た
せるのかどうかに注目している。
アジアでは韓国とインドネシアの中銀が今月、利下げを決定。日銀は29─30日に
開いた金融政策決定会合で現行の緩和政策を維持したが、物価上昇のモメンタム(勢い)
が失速する場合には「ちゅうちょなく、追加的な金融緩和措置を講じる」と明記し、追加
緩和も辞さない姿勢を強調した。
FRBやその他の主要中銀の緩和見通しを背景にアジア通貨はここ数週間、頭の重い
展開となっている。この日は、ドルが堅調を維持したこともアジア通貨の上値を抑えた。
休場明けと

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