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アジア通貨動向(15日)=ルピア主導で上昇、中国指標を好感
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アジア新興国通貨は中国の経済指標を好感して上昇してい
る。大統領が投資機会の拡大を表明したことを受けインドネシアルピアが最も上昇してい
る。
第2・四半期の中国国内総生産(GDP)は予想通り少なくとも27年ぶりの低い伸
びとなったが、6月の鉱工業生産や小売売上高は予想を上回り、政府の景気支援策強化に
より中国経済が幾分安定した可能性を示唆した。
バンク・オブ・シンガポールの外為ストラテジストは、一連の中国の指標について「
景気刺激策の効果が表れ始め、貿易戦争による打撃の解消に寄与した。結局、中国の成長
は振れがあるものの失速しているわけでないということで、それがその他アジア諸国にと
って安心材料となっている」と述べた。
インドネシアルピアは5カ月超ぶりの高値に上昇。最近再選されたジョコ・ウ
ィドド大統領が、インフラ投資を加速し、投資機会を増やして雇用創出や成長押し上げを
図る方針を示したことが支援材料。6月の貿易黒字が予想を下回ったことは、材料視され
ていない。
原油価格の下落を受け、主要輸入国のインドルピーとフィリピン

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